― このブログを書き始めた理由 ―
今回、経営者としてブログを書くことにしました。
タイトルは「Lively Library(ライブリー・ライブラリー)」です。
少し意外に感じた人もいるかもしれません。
ブログを書こうと思った理由は、大きく三つあります。
一つ目は、会社や経営の「見え方」を少しでも共有したいと思ったからです。
現場で働いていると、どうしても目の前の業務が中心になります。
一方で、経営の立場では、現場とは少し違う角度から会社を見ています。
その違いが、すれ違いや「なぜこうなるのだろう」という疑問につながることもあると感じていました。
二つ目は、薬局の現場で感じている課題や不安、不満に対して、会社としての考えや方向性を伝えたいと思ったからです。
すぐに答えが出ないことや、簡単に解決できないこともあります。
それでも、「会社としてどう考えているのか」「どこを目指しているのか」を共有することはできると思っています。
三つ目は、この会社で働くことを、少しでも誇りに思ってもらいたいと考えたからです。
会社を好きになる理由は人それぞれですが、「この会社は何を大切にしているのか」が伝わることで、
「ここで働いていて良かった」と感じてもらえるきっかけになれば嬉しいと思っています。
Library(図書館)は、誰かが正解を教えてくれる場所ではありません。
必要なときに、必要な考え方を探しに行き、自分なりに解釈する場所とも思えます。
このブログも、「こうしなさい」と指示を出す場ではなく、考え方を置いておく場所にしたいと考えています。
忙しいとき、迷ったとき、ふと立ち戻ってもらえる。そんな位置づけをイメージしています。
経営者として考えていることや、現場を見て感じていることを、できるだけそのまま言葉にしていく場にしたいと考えています。
最近、各店舗や現場の様子を見たり、報告を受けたりする中で、「組織」について改めて考えることが増えました。
患者さんの数が増えたり、在宅対応が増えたり、新しい業務が増えたりと、薬局を取り巻く環境はここ数年で大きく変わっています。
その変化に、現場の皆さんが日々対応してくれていることには、本当に感謝しています。
一方で、以前と同じやり方では、少し苦しくなってきているのではないかと感じる場面も出てきました。
忙しい時間帯に、特定の人に業務や判断が集中してしまったり、店舗や人によってやり方が微妙に違っていたりすることもあります。
これまでは、経験や個人の頑張りで何とか乗り越えてきた部分が大きかったと思います。
ただ、会社としての規模や役割が広がってきた今、それだけに頼り続けるのは、現場にとっても負担が大きくなってしまいます。
だからこそ「組織としてどう支えるか」を、きちんと考えていきたいと思うようになりました。
組織の話というと、少し堅い印象があるかもしれません。
ですが、これは特別な話ではなく、日々の業務を、少しでも安心して、無理なく続けていくための土台づくりだと考えています。
このブログでは、組織や経営について、私が考えていることを少しずつ共有していきます。
正解を押し付けるつもりはありません。
一緒に考えるきっかけになれば、それで十分です。
ただ、ここで一つ正直にお伝えしておきたいことがあります。
「組織として支える」という考え方は、すぐに完成するものではありません。
時間がかかるものだと思っています。
今も、現場の頑張りに支えられている部分が大きいのが実情です。
だからこそ、一気に何かを変えるのではなく、少しずつ、仕組みや判断の整理から取り組んでいきたいと考えています。