2018年4月15日(日)に、岩手県盛岡市の「プラザおでって」にて
医療安全管理研修が開催されました。
今回は、東北薬科大学(現 東北医科薬科大学)名誉教授の大久保恭仁氏をお招きし
「患者のための薬局ビジョンと今後の薬剤師像について」と題し、ご講演いただきました。
講演では、平成27年に厚生労働省が策定した「患者のための薬局ビジョン」をもとに
日本の医薬分業の歴史など「過去」について、
日本が抱える医療費・社会保障費問題など「現在」について、
そして「かかりつけ薬局・薬剤師」や「在宅対応」に向けた
今後の薬局・薬剤師の在り方などの「未来」について、わかりやすくお話しいただきました。
「患者様の信頼を得るためには?」という質問では
大久保氏の体験談を交えながら「私にしかできない事」を
しっかりと伝えるというアドバイスをいただきました。
他にも諸連絡として、在宅推進諮問委員会の大松委員長(常盤台薬局 薬局長)より
今後も重点的に取り組むべき在宅医療について
ライブリーの在宅対応の現状や取組むにあたっての課題など
スライドを交えながらお話しいただきました。
ライブリーではこれからも様々な研修を通じて
従業員の安全管理意識の向上を目指すとともに
患者様に「安全・安心」の医療サービスを届けられるよう努めてまいります。
講師紹介
大久保 恭仁 氏
東北薬科大学(現 東北医科薬科大学)名誉教授
日本薬学会 代議員(2010年~2015年)
日本薬学会 東北支部幹事(2012年~2015年)
日本薬学会 理事(2013年~2015年)