採用情報過去の研修について

研修の目的

『患者様との信頼関係を絆に』が私たちのモットーです。
ライブリーは地域医療の一翼を担う頼りにされる薬局を目指しています。
求められるニーズを的確に捉え、カタチにしていく。
導入研修ではライブリーの示す方向性や薬局の運営方法を学びます。


新入社員のためのビジネス講座

導入研修は、社会人の基礎を作る大切な研修です。
まずは社会人としての自覚を持ち、態度と行動を示すことが必要です。
薬についての知識や技術ももちろん大事ですが、あいさつ・身だしなみ・身のこなしなどをとおして薬局スタッフだけでなく、
患者様に信頼を与えられるように社会人としてのマナーを身につけます。

自分を魅力的にアピールするために自己紹介も工夫を加えて発表します。
ディスカッションを通して新入社員同士の意見を共有します。 自分との違いを知り、良いと思ったことは積極的に受け入れます。


グループワークを通じて、メンバー同士の連帯感を高めます。 回数を重ねるごとに作業スピードは格段に上がりました。
今後も変化が予想される薬局業界の「現状と未来」を学びました。


薬局基礎知識

「患者様との信頼関係を絆に」が私たちのモットーです。
患者様に認められ、選択される「かかりつけマイ薬局」となる事が地域の医療提供施設として薬局の果たすべき役割と
私たちは考えています。
顧客対応、調剤業務、調剤報酬など配属後すぐに役立つ実践的な知識を身につけます。

社内講師が店舗業務での体験談を交えながらわかりやすく説明します。
医薬品を使用し、実際に調剤機器を操作します。説明を受けながら調剤を体験します。


調剤報酬の講義では社会保険制度の仕組みを学び練習問題を解きながら、理解を深めます。
実際に薬局で起こりうる事例をもとにロールプレイングを交えながら、顧客対応について学びます。


高齢者疑似体験

高齢者の気持ちや行動特性を理解するために高齢者擬似体験を行いました。
高齢者の平均な体の状態を、重りが入ったベストを着用し、手の動きが制限されるサポーター等を使って体験しました。
日常生活における動作を再現することで、高齢者の不都合な状態を経験することができました。
この経験を活かして、患者様が満足して頂けるように努めたいと思います。

全身にサポーターや重りをつけることで身体的機能の低下を体験します。
ゴーグルを装着することで、ぼやけて見える状態や視野の狭窄などを体験します。


グローブを装着すると、手先の自由がほとんど利かなくなり、ペットボトルのフタを開けるのにも一苦労します。
高齢者疑似体験を通して、日常生活における高齢者に対する捉え方を変えるきっかけになりました。


メイクアップ講座

来局される患者様に安心感・優しさ・さわやかな印象をもっていただくためには、表情だけでなく薬局業務にふさわしいメイクが重要になります。
メイクアップ講座では患者様に親近感をもってもらえるような社会人のメイクを学びます。

実際に現場で働いてる美容師さんに講義していただきました。
メイクのデモンストレーション。メイク後、モデルの新入社員が見違えるように変わり、みんなが驚きました。


美容師さんに手伝ってもらいながら、親しみやすい表情をメイクします。
最後に髪の結び方についてアドバイス。女性陣は熱心に耳を傾けていました。


調剤業務

調剤を効率よく間違いなく行うためには、薬剤師が責任をもって、その工程に工夫を施す必要があります。
研修では基礎となるポイントをしっかり理解し「医薬品の安全使用のための業務手順書」に基づいて調剤を行います。

用法用量、副作用に注意しながら、薬をまとめていきます。
正確な調剤を身につけるために、一つひとつの動作を確認しながら、実習を行います。


調剤機器の使用方法も説明を受けます。入力ミスを防ぎ患者様により確実な安心を提供します。
処方せんや薬歴をチェックしながら、鑑査を行います。


服薬指導ロールプレイング

どんなに患者様に優しく親切に応対ができても、確かな知識を持っていなければ、本当に患者様に合った服薬指導はできません。難解な薬剤情報を患者様ごとに、わかりやすくお話し、理解していただくのが私たちの業務です。
正しい知識に基づいた説明責任を果たすことでもあります。症状に合わせて正しい情報をお伝えするためには
患者様からも情報をいただくことが不可欠です。

模擬患者の表情や反応を見ながら、服薬指導を進めていきます。
時にはジェスチャーも交えながら、模擬患者の話を聞き取ります。


回数を重ねるごとに成長していくのを受講者も実感できました。
グループを編成し、どのような服薬指導をするか話し合います。
メンバーの意見も受入れながら自分の考えを客観的に見ることが出来ます。


薬歴記載

服薬指導での患者情報をまとめたものが薬剤服用歴管理記録簿(薬歴)です。
どの薬剤師が見ても、患者様の情報がわかるように記載しておくことが重要です。
講義と演習を通して薬歴の書き方を身につけます。

服薬指導が終わると薬歴を作成します。
ホワイトボードに書き出し皆で共有します。


社内講師から注意点やポイントを説明します。
添削後の薬歴。書きっぱなしではなく、しっかりフィードバックし、薬局業務に活かします。


ファーマシューティカルケア

患者様のQOL(生活の質)を改善するのも薬剤師の目的であり,そのために責任をもって薬に関するケアを直接患者様に提供することが求められています。
症例検討会を通して患者様の病態を解析し包括的・継続的なケアプランの作成方法を学びます。

まずは講義で、ファーマシューティカルケアの全体像を把握します。
チューターが発言しやすい雰囲気を作り出します。終始活発な議論がおこなわれました。



事前に配布した症例をもとに症例検討会を行います。
症例検討会を通じて、様々な角度から患者様を観ることの大切さを学び、ケアプランの作成を行います。